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前例がなければ作ればいい!自動化でユーザーの悩みを解決したい!   梅馨堂合同会社 梅野代表

#インタビュー#起業
2020.08.12

梅馨堂合同会社代表 梅野 真(うめの まこと)

事業内容・自己紹介

メインの事業はロボットを活用した自動化の技術支援です。自社オリジナル製品の開発にも取り組んでおり、ITを活用した次世代酒器(ガジェット)の開発をしています。

 

会社を立ち上げたきっかけ

企業のメカ設計担当やおもちゃ部門、ロボットベンチャー、音楽ロボットPM、ロボットシステム、バイオメディカル部門などを担当してきました。元々、自分の親戚一同にサラリーマンが一人もいなかったため、新入社員の頃から自分もいつか独立するが当然と考えていました。

しかし、独立できそうな事業内容がなかなか思いつかずその間2度の転職を経験しました。2017年の春にようやく事業イメージが描けはじめ、準備を進めて、2018年の春に上司に独立の話をし、2020年2月末に退職、個人事業を立ち上げ、2020年6月に梅馨堂合同会社を立ち上げました。

 

貴社の主力製品・サービス、特にアピールしたい特徴など教えてください。

あらゆる業界におけるロボットを活用した作業の自動化ニーズが年々高まりを見せています。今まで一度も自動化を検討したことが無い場合、「なにからどう進めていいかわからない」「自動化の検討を依頼したが、難しくて断られてしまった」といった方もいらっしゃいます。そのような方々に寄り添い、自動化を実現するためのコーディネートを主力のサービスとしています。

特に自動化プロジェクトの最上流となる、導入検討や調査、仕様定義の技術支援に注力しています。そのためシステムを作る詳細設計や制作などは行っておりません。そうすることで、ユーザー様と一緒にハード・ソフトを含む最適の選択を行うことができます。自社製品としては、2017年末から個人プロジェクトとしてIoTを活用した次世代酒器をつくる「project」を立ち上げました。サイエンス、テクノロジー、エンジニアリングの力で、お酒をもっと楽しく、美味しくしようというプロジェクトです。今は冷え過ぎたビールを飲みごろの温度「適温」に温める装置などを開発しています。

 

 

その製品・サービスは何をきっかけに生み出し、どのようにしてできたのですか?

自動化の技術支援については、前職の安川電機では、主にバイオメディカル分野を筆頭に、今まで自動化されたことがない作業を自動化するプロジェクトに従事していました。そのようなロボットの導入が進んでいない分野では、すでにロボットの普及している自動車や半導体などの分野と違って、ユーザーの方もどう進めたらいいか分からず、担当者の方が苦労されているのを何度も見てきました。メーカーやシステムインテグレーター側でも、初めて見る作業の自動化をどう進めたら良いのかわからないという状況です。

幸い自分は、そういう前例がないことに挑戦するのが好きで、ユーザーのモヤッとした要望をヒアリングし、それを具体的な仕様にまとめてシステムの完成形を描くという仕事をしてきました。そこでふと、このユーザーのモヤッとした要望を具体的なシステム仕様にまとめる部分だけを切り出したら、ユーザーにとって理想的なシステムを追求できるのではないか?ということに気づいたわけです。

自動化の技術支援は、自分ではないユーザーが作りたいものを作る、いわば黒子仕事です。そういう背景もあり、自社製品については「自分が作りたいものをとことん突き詰めて作る」という点にこだわっています。元々お酒が好きだったこともあり、今までの経験、技術、ビジョンを掛け合わせたら面白い製品ができるのではないかと考えるようになりました。まずは比較的にシンプルな構造でできそうな「ビールを適温にする装置」の開発を進めています。STEA projectについてはライフワークとしてじっくり取り組んでいきたいと思っています。

 

その製品・サービスを通じてどのような課題を解決していきますか?

「ロボットを活用した自動化に踏み切りたいけどなにをどうすればいいのかわからない」「そもそも自動化をする必要があるのか?」などユーザー様が抱える課題の解決につながります。

自社製品については、今まで飲食店や自宅で、様々な美味しいお酒を飲み、楽しい時間を過ごしてきました。今回の次世代酒器の開発が、その恩返しになればと思っています。特に新型コロナウィルスの影響で、各酒造メーカーや飲食店は壊滅的なダメージを受けています。お酒を楽しむ人がもっと増えるような、また飲食店がもっと楽しくお酒を提供できるようなアイテムを開発していきたいと思っています。

 

貴社が「北九州で事業を行う理由」を教えてください

前職の繋がりも大きいですが、やはり産業の街であることだと考えています。

またCOMPASS小倉のように、創業支援があるというのは大変心強いです。

 

起業家として大切にしていることを教えてください

誰かの役に立ったうえで、自分も楽しむことだと思っています。

 

今まで苦労したことを教えてください

まだ自分一人の会社で、何でも自分で動かないといけないので、なかなか思うように結果が出せずに苦労しています。エンジニアとしての経験は20年以上になりますが、経営者としては1年目なので、何もかもが勉強です。

自動化の技術支援については、今のところうまくいっているのですが、なにぶん一人なのでやらねばならない事が多いとことに苦労しています。

自社製品の量産化の道筋にも苦労しています。メーカー勤務の会社員時代とは比べ物にならないくらい少ない予算とリソースなので、地道に進めています。COMPASS小倉の繋がりで協力していただいた方もいらっしゃるので、必ず形にしたいと思います。

 

今後、事業をどのように成長させていきたいですか?

いま考えていらっしゃる「ゴールイメージ」をお聞かせください

実は事業を大きくしたいとは考えていません。とは言え、この分野では名前が通るようなブランドにはしたいとは思っています。

 

読者に伝えたいことがあればお願いします

特に今後具体的に事業化していくSTEA projectについて、少しでも弊社の事業に興味があり、一緒にやってみたいという方がいらっしゃったらぜひお声がけください。